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構図の基本② 主役と伝えたいことを明確にする

構図の基本 主役 脇役

「写真がイマイチ・・・」「オシャレに撮れない」と悩んでいる悩んでいる人の写真を見ると、写真の主役がないことがよくあります。写真の主役とは、簡単に言えば写真を見た人の視線を注目させるポイント。写真の中に主役を作るだけで、写真は大きく変わってきますよ。

 

主役を明確にして画面構成を考える

構図(画面構成)を考える前に、何(主役)をどう撮りたいか(主題=伝えたいこと)を頭の中で整理しましょう。これはフォトスタイリングのような自分で被写体を組み合わせる写真だけでなく、風景写真や街スナップでも主役と主題を明確にすることが大切です。

素敵な写真を構成する3要素

写真を構成する要素

主役と伝えたいことを明確にすると聞くと難しそうに思えますが、いちばん簡単な方法は言葉にすること。例えば雑貨屋さんで可愛いせっけんを見つけて購入したとします。石けんのどこに可愛いと感じたのか? を考えてみましょう。ナチュラルなパッケージとオシャレなラベルがこの石けんの魅力だと感じたら、その魅力を引き出すためにスタイリングや構図を考えていきます。

 

主役を明確にした写真

主役 構図 わかる
この写真の主役は「せっけん」、伝えたいことは「ラベルのかわいさ」です。それを伝えるため、上からのアングルで、ラベルにググッと近づいて撮影しました。ほかのアイテムを脇役にすることで、主役のよさが引き立ちます。

主役が明確でない写真

主役 構図 不在
1つ1つのアイテムは可愛いのですが、ただ並べて撮っただけでは主役がないので、写真を見る人はどこを見ればいいかわりません。すべてのものを同列に扱うと主役や伝えたいことはボンヤリしてしまいます。

写真の中に主役を決めて、主役の魅力は何か? をはっきりさせると、どうまとめるか(スタイリングや構図、カメラの設定など)が自然と決まってきますよ。

撮影:南都礼子 文:加藤マキ子(ツナ☆カメラ)